2021年度第7回理事会議事録

活動事例

2021年度第7回理事会議事録

2021年10月11日

2021年度第7回理事会議事録

10月11日(月) 10時00分より
Webexにて会議

審議事項
(1)IRK異業種連携支援事業助成金申請の件(大分県異業種団体協議会)
高柳理事より、助成金申請の審査報告があった。内容的に定期的に開催する県内大会と推察され、県外関係への具体的な活動や内容が分からない。会員拡大への貢献度、事業規模を踏まえ10万円の補助とする。
河野副理事長より。周年記念事業であり、10年前の申請では25万円の補助を頂く。コロナ禍でもありweb配信も同時に行う。講演会がメインであり加えて異業種同志の交流を行う。
青木理事より。所属企業について確認。大分県中央会と連携して開催してはどうか。
河野副理事長より。中小企業を中心に4団体120社の登録。中央会は大分県異業種団体協議会の事務局であるが中央会の助成金は使わない。
萱場事務局長より。来年度の事業でもあり、再度企画を出し直してもらうのはどうか。全国としての位置づけにするならば県外からどのように集客するのか。IRKとどのように関わってくるのかが現状では見えにくく評価もしにくい。
永井副理事長より。来期の大会であり、今期より来期に決裁をすべきであろう。予算としては補助額10~15万という事で計画を立てて頂ければよいのではないか。
→来期再審議とする。
 
(2)IRKチェンネル&広報の件
鶴田理事より、サンプル動画披露。制作・運用費用として30,000円/月の提案。
萱場事務局長より。今年度は全国大会を行わないため会員への情報提供としてのツールとして捉えて良いか。
鶴田理事より。IRK組織自体や活動内容を分かり易く動画にまとめたものであり、恒常的な会員への情報提供としての活用を予定しており特に全国大会云々は意識していない。
永井副理事長より。継続することが重要。あまり堅苦しいものよりはユーモアを交えて発信した方が良いだろう。試験的にやってみるのは良いのではないか。
萱場事務局長より。入口としては良い。どのようにコンテンツを広げていくかが課題。ZOOM、Vimeo、YouTubeなどの配信ソフトを使い分けながら情報発信していくのが良いであろう。企業PRをおこなった先に何があるのかある程度想定して発信していくべきであろう。
近藤理事より。会員への提供方法について確認。情報提供するには会員登録が必須という事で宜しいか。
鶴田理事より。情報提供については会員のみ。萱場事務局長とも要相談になるが、HPアップの他、会員向けメルマガ、YouTubeチャンネル、その他TwitterやFacebookでのSNSを使った情報発信を想定。新規会員の紹介など会員拡大につなげていければと思っている。次のステップとして万博参画、北前船プロジェクトの発信はもちろんのこと、製造系の現場や技術保存の動画制作など行っていくのも面白いのではないか。コロナ終息後、取材等できれば立体的な内容になるのではないか。今後は会員企業紹介の見逃し配信や食品系企業の食レポなども取り入れていく。
高田理事より。面白い内容。すぐにやるべき。
佐藤理事長より。広報事業として予算化してはどうか。
萱場事務局長より。対象人数を増やすための配信方法等々必要になってくることから予算化をする。
佐藤理事より。萱場事務局長、鶴田理事で大まかな予算を検討して欲しい。そこに北前船プロジェクトのバーチャル的なものも盛り込んで欲しい。先日、新潟市内に産直セレクトショップ「KITAMAE」がオープン。動画を配信するので現代北前船のイメージとして捉えて頂きたい。
永井副理事長より。日テレ系バラエティ番組で雪室栗を紹介。10月24日放送予定。
→広報事業について予算化する。

報告事項
(1)甘茶プロジェクト事業報告の件
森岡氏より。小規模事業者持続化補助金事業で採択され、昨年7月交付決定、今年8月補助金交付済み。甘茶の特性(ノンカロリー、ノンカフェイン、甘味)、効能(抗アレルギー活性、抗酸化活性)を活かし化粧品、歯磨きジェル、食品としてサンプル化。先般、堀田さん主催のジャパンブランドフェスティバルに出展。「甘茶美人」として商標登録。サンプルを配布しアンケートを行う。アンケート結果を踏まえ、今後は課題を解決しながら、本格的に商品化を行い、製薬会社、食品業界等々に売り込んでいきたい。IRKの皆さまの意見も参考にしながら方向性を探っていきたい。
佐藤理事長より、特性を活かしコーヒー以外の清涼飲料の甘味料の原料としてはどうか。完全な自然由来でありこれからのトレンドとしてもいけるのではないか。UCCのネットワーク、大阪のジーエスフードへの紹介は可能。連絡先については近藤理事経由でお知らせする。
近藤理事より、ソフトクリーム、アイスクリーム等の乳製品は味に影響がなかったようであり、業界を紹介して頂けるとありがたい。
佐藤理事長より、新潟県内の乳業メーカー、大阪の日生への紹介は可能。
高田理事より、ペットボトル飲料としては売り出さないのか。
近藤理事より、品質保持など課題が多く商品化には至っていない。奈良県では漢方に認定されると検査料などが補助金対象になるため、甘いだけではない他の特徴も出しながらブラッシュアップしていきたい。
高田理事より。奉納について確認。それを全面に出してはしてはどうか。
森岡氏より。毎年4月に東大寺に甘茶を1kg奉納。今後PR材料とする。
永井副理事長より。防腐効果について確認。雪室栗でマロンペーストを試作中であり、砂糖並みの防腐効果を期待できるのなら試してみたい。
佐藤理事長より、糖度50%以上ないと防腐効果は期待できない。コロナ禍で研究費用を対象とした補助金が出ている。そういった補助金を活用してみてはどうか。
金子理事より。サンプルについて確認。
近藤理事より。茶葉のサンプルあり。
佐藤理事長より。今後はマーケティングが重要なポイント。皆で協力し合いながら進めていきたい。

(2)防災プロジェクト事業報告の件
青木理事より。10/31 奈良バスターミナルにて防災イベント第2弾を企画中。対象は支援を必要とする要配慮者。ケアセンター従事者がどういった行動をとるべきなのか、県、市とも連携しカンファレンス形式で行い認識を新たにする。参加者130名程。ケアセンター、自治体の目線を合わせることを目的にパネルディスカッションを行う。奈良バスターミナルが将来的に避難所としてどう機能するのかを検討していきたい。
近藤理事より。県の補助事業であり全3回の予定。奈良バスターミナルを防災拠点として捉え避難体制の強化を最終目的とし奈良市危機管理課、消防局などとも連携して年4~5回程度の勉強会を行う。コロナ終息後にはインバウンドを対象とした防災についても考えていきたい。第3回目については来年3月に予定しており、奈良女子大、奈良教育大学とも連携しながら、子供たちにどのように伝えれば良いのかなど一緒に考える内容としたい。
河野副理事長より。大分県では避難所の情報公開のシステムを開発中であり、今後連携することは可能なのか。
近藤理事より。避難所の出入りだけではなく追跡も可能になるシステムをソフトバンクと組んで開発。有料の保険として捉えてもらえれば。連携ではなくそれぞれの特性を生かしながら活用するのが良いのではないか。
佐藤理事長より。避難所の情報公開システムは行政ですでに取り入れられている。第3回目はITを取り入れながらインバウンドを意識した内容にしてはどうか。土地勘のない日本語が不十分な外国人に対してパッケージ化し売り込んでいくとか。
近藤理事より。インバウンドももちろん意識しているが言語が多様化
していないなど現時点では課題も多くあるため、とりあえず3回のイベントが終了してから次のステップを考えていきたい。
萱場事務局長より。当社で1ヶ月のみZOOMウェビナーを契約。どこに配信するかにもよるが、ウェビナーを利用すれば500人までの視聴が可能。来月5日までの契約であり、使用する場合は一報を頂きたい。録画を後日YouTubeへアップも可能、YouTubeでは文字起こしもできるため多言語への対応も可能。

(3)その他
永井副理事長より。INFイベントについて。INF協賛NoMaps2021が10/13~17札幌市にて開催。持ち込み企画として16日13:00~INF×学士会YELL主催「タノシイ」ハジマリ ミートアップを開催。IRK会員の皆さまはもちろんのこと若手の皆さまにも参加をして欲しい。NoMaps期間中はさまざまなチャンネルの視聴が可能。SDGsや地方創生などIRKのテーマと合致するところもあり多くの視聴をお願いしたい。視聴は無料、アーカイブ視聴については有料となる。将来的にIRKも参加してみると面白いのではないか。